バンクーバー二度目の土曜日は、結構強い雨が降り、凍てつくような寒さ。
家族でHouse-boundな一日を過ごしております。 ところで、日本から荷物に詰められるだけ詰めて持ってきたおむつ(カナダではDiaper)。 先週末あたりに底をつきつつあったのですが、実はこのおむつ探しに我が家は大騒ぎでした。 先週の土曜日にハイウェイを使ってまで行ったBaby's Worldもここに行けばおむつを 売っているのでは?という期待のもと行ってしまったお店だったりします。 なんのことはない、近所のドラッグストアにちゃんと売ってたんですけどね(笑)。 (パンパースであればセブンイレブンで3サイズ(※後述)のミニパックも売っていました) その大騒ぎのきっかけになったのが、いつものCAPERSで買ったおむつ。 見よ、この差を!!という感じでしょ? 上がCAPERSのTushies、下が後日無事買えたPampers。 厚さが全然違うのに加えて、固さも全然違います。濡れるとさらにカチコチになる感じ。 圧倒的にPampersのほうが薄くて柔らかい。 なのに、Tushiesのほうが断然お値段が高いのです。なんだそれ~っ?? というわけで、日本ではおむつの値段なんてあまり気にしたことがない私ですが、 思わず近くにあるおむつを売ってるお店3軒をメモとペンを持ってまわり、 調査してしまいました。 エクセルの比較表まで作ってしまったあたり、そろそろ仕事したくなってるのかも!? もはや日本のおむつ事情より詳しいです(笑) ※調査した3軒は、CAPERS、SAFE WAY、SHOPPERS DRUG MARTです。 エクセルに並んだ数字を読み解くと、各オムツメーカーのなかなかおもしろい戦略が 見えてきそうですが、文字での説明はなかなか大変なのでカンタンに説明すると、 ・カナダでは高級オムツで割高と思われている(らしい)パンパースは、最近投入した FLEXというラインによって一見、割安になったかのように見えますが、実はそうでもない、 ということ。(値段と枚数のからくりがあり、おむつ一枚あたりの単価を見るとサイズが 大きくなるにしたがって、その割安感が薄れます) ・ただし、パンパースよりも割高なオムツ群もあり、そのクオリティを考えると、 決して割高ではない、ということ。 ・値段とクオリティ、ブランドを考えるとHuggiesに旗があがりそう、「かも」ということ。 (ただし、Huggiesは使ってないのでクオリティは不明です。機会があれば試して みようと思ってますが・・・) こちらに来る前にいろいろ調べたところ、おむつ安売りのお店があって、 今回調査したもの以外のおむつも探せば売っているようですが、 テープがついていないなどの不良品も含まれていたりするようです。 ちなみに、こちらで使ったおむつ(PampersとTushiesのみですが)、足のところから 結構モレるのですよね。何度お風呂に駆け込んだか・・・(涙) ただこれは娘の体型とサイズの問題かもしれず、なんとも言えないのですが・・・。 そんなこんなで今のところ我が家はやっぱりパンパースね、ということになっていますが、 それでも日本のオムツに比べると、う~ん・・・と思うところも結構あります。 まず、匂い。ベビーパウダー(テンカフ?年齢がばれる?)の匂いがクラクラするほどします。 それから、濡れたときに外からわかるラインはついてません。 あと、日本の場合、パンツタイプのおむつでも使用後にくるっと巻いて捨てられるように テープがついていますが、それがないのでそのまま捨てるしかありません。 やっぱり使い慣れた日本のベビーグッズが一番だなぁと思うのは私だけでしょうか。 日本のオムツ、恐るべし! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ※以下、ご参考までに・・・ ~カナダおむつ事情~ <種類> まず、カナダのおむつは大きく3つに分けられそう。 A.Pampers、Huggiesなどのナショナルブランド群 B.Soft-strech、Lifeなどのドラッグストア独自ブランド群 C.SEVENTH Generation baby、Tushies、Tender Careなどの自然に優しい(?) ブランド群 ※C群は微妙ですがオーガニックスーパーにおいてあるあたりから勝手に分類しちゃいます。 <サイズ> 一般的なおむつ(パンツタイプではない、という意味で)はA群、B群ともに 基本的には1~6までの6段階。それぞれ、対象体重は以下のようになっています。 1(4-5kg)、2(5-8kg)、3(7-12kg)、4(10-17kg)、5(12kg+)、6(17kg+) また、パンツタイプは4~6までの3段階。 4(7-15kg)、5(14-18kg)、6(17kg+) さらに、トレーニングパンツ(濡れたとわかるようなオムツ)もあり、こちらは 3t-4t(12-17kg)、4t-5t(16-23kg) ちなみに、tは「歳」なのでは?と想像してますが、お店の人に聞いても、 「I have no idea!」と言われてしまいました。 さて、C群はというと、SEVENTH~は上記のサイズに沿っていますが、 残りの2ブランドはS~LまたはXLという独自路線(?)。 娘の3サイズはMサイズにあたります。 ・・・・・・・・・・以下、一般的なおむつについて記述します・・・・・・・・・・・ <値段> 1ブランド1価格というとてもわかりやすいしくみになっています。 例えばHuggiesはどのサイズもC$19.99、というように。 各ブランドのお値段はというと・・・ おもしろいことに各群によってだいたい決まってきます。 A.Pampers、HuggiesともにC$19.99 ※ただし、Pampersの最近出たFLEXというラインはC$21.99 B.Soft-strech、LifeともにC$15.99、さらに値引きをしていてどちらもC$12.99 C.SEVENTH~はC$17.99、TushiesはC$18.99、Tender CareはC$19.99 <枚数> というわけで、値段が決まっているので何枚入っているか?でお得かどうかが決まります。 おもしろいのは枚数もまた各群によってほとんど決まっています。 A群、B群ともに、サイズの1~6段階に沿って以下の枚数が入っているのが標準のようです。 1(84枚)、2(72枚)、3(60枚)、4(52枚)、5(46枚)、6(40枚)。 ※ただし、Pampersのこれまでのラインは、 1(66枚)、2(60枚)、3(52枚)、4(46枚)、5(40枚)、6(34枚)と標準枚数より 1~2割少ない枚数しか入っていませんでした。 ちなみに、C群はというと、これまた独自路線(?)でSEVENTH~は1(52枚)、 TushiesはS(40枚)、Tender CareはS(42枚)がスタートになり、サイズが大きくなるほど 入っている枚数が減っていきます。 <単価> さて、値段と枚数がわかったところで、娘の3サイズでおむつ1枚あたりの単価を計算してみると Pampers(C$0.38)、Pampers FLEX(C$0.37)、Huggies(C$0.33) Soft-strech(C$0.27)、Life(C$0.27) SEVENTH~(C$0.45)、Tushies(C$0.63)、Tender Care(C$0.53) 知らずにとりあえず買ったTushiesはなんと超高級おむつだったことになります(笑)
by heart_a4
| 2007-02-25 09:06
| Baby-Vancouver
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